ブロックチェーンがなぜ、ビットコインを支える技術なのか、少し深掘りしていきましょう。
まず、ブロックチェーンの特徴は下記の図のとうりです。
この8つの特徴から、デジタルデータがお金を扱っても、安全に取り扱うことができます。
もし、これらの特徴がどれかかけていていると、お金を取り扱うシステムとしては不安ですよね。
システムがダウンして、使えなかったり、改ざんされお金が無くなったりするようでは安心できません。
では、なぜこのようなシステムを作ることができるのか、ブロックチェーンの基本は以下の図のとうりです。
ノードとはネットワークにつながっているコンピュータです。その中の各ブロックにトランザクションという取引情報が記録されています。
このトランザクションは各ブロックすべてに記録されており(図中の”A”です)どれか、一つが故障や改ざんされたとしても、他のブロックで元のトランザクションが記録されているので、その異常がわかるシステムとなってます。
このようにブロックチェーンは壊れることや改ざんされる前提で開発されており、特別なシステムを用意しなくてもいいので比較的安価に作ることができます。
ちなみに、改ざんをするには、一つのノードが全体の計算能力の過半数を支配することで行うことができます。これを51%攻撃と言います。
ただこの51%攻撃は非常に高コストのため現実的ではありません。
図中のブロックを作ることをマイニングと言います。
ブロックチェーンの技術は、他の分野での活躍も期待されています。
例:土地登記・ポイントサービス・IoTなど
ビットコインに使われるブロックチェーンの特徴
今まで、みてきたブロックチェーンは基本的なことです。ビットコインに使われているブロックチェーンにはさらに次の3つの特徴が備わっています。
・有限性
・非政府性
・発行母体が存在しない
この3つの特徴にブロックチェーン自体の特徴が加わることで、ビットコインは世界基軸通貨になれる仮想通貨と呼ばれる由縁となっています。
今回、この記事を作るのに以下の書籍とサイトを参考にしました。さらに学んでみたい方は是非チェックしてみて下さいね。
出典;経済産業省
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