『電通』書評

自粛ムードの中、自宅で何してますか?ネットやTVがほとんどでは無いでしょうか。そんな、ネットやTVの見方を少し変えてみませんか。著作 苫米地 英人『電通』は日本最大手の広告代理店の電通の権力性やしがらみを暴くという、リスク承知の作品だ。

著者について

wikipediaを見ると、洗脳、脳科学、宗教などのキーワードが目立つ。鳥のなんとか真理教世代の私には少し距離感をおきたい感じがある。

また、なんとか代表理事、なんとか日本代表とか多数の肩書があり、そんなに多くのことをきちんとできるのかなと凡人は思ってしまう。

なぜ、読んだのか

と以上のように、距離感をおきたい著者の本をなぜ読んだのかというと。私は前々から各種メディアにもしがらみがあり、いくら表現の自由を国が保証しても、経済的には誰かを敵に回してまでの報道はしていないのではと漠然と考えていたが、本書ではその考えを日本最大手の広告代理店『電通』通じ書いてくれている。

感想

まず、文章が読みやすい。まあまあ難しい内容なのではあるのだが読み直したり、考えるために立ち止まることがなかった。

また、この本を読み終えた後は情報には意図があるという気持ちでメディアに接するようになれ、広告に対しては消費者をイメージし購入意欲を高める意図があり、報道に対してはウソはついてはいないが全ての真実も語っていないと考えるようになった。

何も考えずにメディアに接することは、権力者の思うツボである。

最後に

食料品や衣服、車など何も買わずに生きていくとういう出家坊主のような生き方はできない。

それに伴い、なんらかのメディアに接することなく生きていくのは不可能だろう。

なのでメディアの性質をよく熟知し自ら考え情報に踊らされないようにしなければならない。

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