『メモの魔力』言葉を操り、自己分析で自分の強みを知る。

言葉を自由に使えてますか?

言葉を自由に使えると、コミュニケーションも円滑になり、気づいたアイデアも言葉にすることができ日常に適用できるようになります。

また、本を沢山読まれる方は読んだ感想を言葉にできると、よりその内容が身につきます。

でも、言葉って中々出てこないし忘れてしまう。

かつての私もそうでした。

そんな私でもメモする習慣を身につけることで、思ったことや感情をメモすることで言語化する力は上がりました。

そんな言語化能力を上げるメモを習慣付けるために、得られるメリットをしっかりと理解することで身に付きやすくなります。

メモを取ることの理解を深めるために以下の著書がお勧めです。

前田裕二 著作 『メモの魔力』 幻冬舎

著者略歴:1987年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。外資系投資銀行を経てDeNA入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。SHOWROOM株式会社代表取締役社長。

メモの魔力を読むと

メモを取るメリットが詳しく書かれているので、モチベーションが上がる

あなたの思いがアイデアとなる。

自分を詳しく知り、本当に何がしたいのかがわかる

要約

メモには『記録』のためと『知的生産』の2種類があり。本書は知的生産を行うためにメモすることが大事と著者の前田さんは言いいます。

前田さんはメモ魔です。映画や演劇の感想を聞かれたのだが、あまりにも感想が多くて聞いてきた方に逃げられたことがあるそうで。

また、就職活動の際に行った自己分析ノートは30冊を超えるそうです。

そこまでしてメモにこだわるのはメモが人生を良い方向に導くと確信があるそうで、その理由は以下のとうり。

・メモは見聞きした事実をアイデアにすることできる

・メモする対象を自分自身に向け、自分を知ることもできる

なぜ自分を知る必要性があるのか?

現代は過去と比べ自由であり、この自由な現代を生きていくために自分を知ることで『人生のコンパス』を作りあげれば迷いがなくなるというわけです。

『知的生産のためのメモ』事実をアイデアに変える方法

思いついた感情や見聞きした事実をメモします。その事実を他の応用可能できる程度に抽象化して、自らのアクションに転用します。

これをノートに書きまとめていきます。そのまとめ方は以下の図参照。

左ページに事実を書き、右ページにはその事実を抽象化。そして抽象化した言葉を他に転用します。この抽象化で大切なポイントは「他の具体にも当てはめて転用すると、同等以上の効果を得られる」ということが大前提となっていることです。

以上のような感じで自ら取ったメモをアイデアに変えていきます。

付録の自己分析1000問を少しやってみた

この本の一番伝えたいことは、上述の抽象化と転用をテクニックとしてみにつけるだけでなく、「自分が何をやりたいか」を明確にして知ることです。先ほどの知的生産の土台になるものです。

巻末に自己分析1000問がついてます。この問いに答えることで自分を知ることが出来ます。はじめの100問で幼少期から未来までの自分の考えを知ることが出来ます。

すべて答えるとなると膨大の量になるので私には出来ませんでしたが。少しやってみたのでその感想を書いてみます。

始めの10問ほどやりましたが2時間はかかりました。まぁ仕方ないですね普段やっていることではないので時間はかかります。

特に抽象化がなかなか出来ない、そこで本書でも紹介されている以下の本も読み参考にしました。

昔の自分を思い出すことはいい思い出ばかりではなく、悪いことも当然あります。過去の自分の行動を客観的に見て自己嫌悪にも少しばかりなりました。

でも間違いなく自分です、目をそらしてはいけません。三つ子の魂百までとは言いますから小さい頃の体験は今の自分に大きな影響を与えています。思い出をしっかり思い出し、事実として書き出しましょう。

そして書き出した事実を抽象化します。自分はなぜこんな行動をしてたのか等と考えていきます。幼少期、小学校、中学、高校などの事実を共通する特徴をを考えてみてもいいでしょう。これが自分の強みすなわち『人生のコンパス』になるのだと思います。

最後に

メモはあなたの感情や日常の出来事を、アイデアに変える。そんな力を持っています。

私もこの『メモの魔力』を読みメモを取ることが増えました。ふと思いついたことをメモしてブログやTwitterのネタにしてます。

もっと自分を知り、強みを生かしてこれからも発信し続けます。

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