毎晩の晩酌が習慣化し、その期間が長くなってくると次のようなことを感じたことがないでしょうか?
上記に該当する方は、アルコール認知症の疑いが考えられます。
もちろん、お酒を飲まない方にも上記のようなことがあるので、ボーダーラインをひくことは難しいですが、毎晩の晩酌によりその傾向は加速していきます。
そうなってくると、あなたの好きな趣味、仕事でミスを連発することが起きてきます。
そんなことでは、人生が楽しいはずがない。
ここでは、禁酒とマインドフルネスを実践する私が上記の状態から、元の状態に戻れる。いや、それ以上になれる方法を考えていきます。
基礎的な能力を磨き、素敵な毎日を過ごしましょう。
目次
酒好きな方は要注意。アルコール認知症
人間が泥酔している状態の能力は赤ん坊以下と言われています。その状態が連日続くと、酒を飲んでいないときですら五感が徐々に麻痺してきます。これは脳の萎縮により現れる症状です。
この状態が重症化してくると、認知機能にも影響を及ぼし、認知症として診断されることがあります。
アルコール認知症の場合は、一般には禁酒することで回復すると考えられており、私自身もそのように実感しております。
上記の様な飲酒の悪影響に心あたりがある方は禁酒をしてみてはいかがでしょうか。
禁酒が辛いと考えている方や、その知識を増やし効率的に禁酒したい方は、禁酒の本がおすすめです。もちろん私も全て読みました。詳細なレビューをしてますので、ぜひ覗いてみてください。
年齢との関係
認知症は一般的に加齢とともに発生しますが、アルコール性の認知症は年齢に関係なく発症します。
また、高齢者施設に入所していて、認知症の症状がある人の1/4はアルコールの問題があると言われてます。
このことから、アルコールがいかに脳へ被害をもたらしているかが分かります。
マインドフルネスで脳機能が回復する
マインドフルネスとは、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」のことで、仏教の瞑想から宗教性を除いたものです。
やり方やその他の効果については以下の内部リンクへ。
脳機能の回復
マインドフルネスを実践することで、記憶を司る海馬の灰白質の密度が高まり、恐れや不安を抱く扁桃体の密度が減少すると言われています。
そして、海馬の灰白質の密度が高まることで、記憶や自己意識、同情心、考察などが向上すると言われています。
禁酒の脳機能の回復とマインドフルネスの相乗効果を狙いたいですね。
私の最近の体験談
最近は朝晩とマインドフルネス(以下瞑想)を20分するようにしています。過去には10分以下で瞑想をしていたのですが、10分を超えて瞑想するようになってから以下のような効果がより感じやすくなってくるのです。
あまりにも心地が良かったので、以下のツイートもしました。
気持ちがいい!
— れい(Ray)@禁酒と読書 (@A_ray__of_light) November 1, 2020
最近は朝と仕事終わりに15分ずつ、マインドフルネスをやってます。
10分超えたあたりから効果が増えてきたような感じです。
瞑想を終えた後、肩の力をが抜け、目がパッチリし足先から指先までの感覚がしっかり感じられます。
10分以上の瞑想をし始めてその翌日。日常生活の中でも呼吸に集中すると瞑想をしている状態に入りやすくなってきているのです。
瞑想をしている状態とはリラックスしているので、神経が敏感になり五感が研ぎ澄まされます。このときは今に集中しているので、物事を認識しやすくかつ記憶に残りやすいです。また、自分のやったことを言葉にする『サティ』もできるようになってきました。
こんな経験はないでしょうか?せかせかと動いている時は、気持ちばかり焦り『あれ?今ちゃんとやったかな』ということあると思います。
瞑想をしている状態は焦っている時の真逆の精神状態なのです。
落ち着いて行動できるということ自体が、いかに気持ちが楽で、ストレスを溜めずに過ごせているかが感じられます。(しかし、まだまだ経験が浅いのでもっと深めていきたいです)
イメージする力が強くなってきた
感覚的なことなのですが、頭の中で情景などイメージしやすくなってきました。
このことで本を読むことがより楽しくなってきました。また、何かを記憶するときに写真のように記憶することも少しずつですができるようになってます。
それに伴い、目の前のやっていることに感情を込めやすくなりました。
例えば、掃除する時でもしっかりと目線を合わせ気持ちを込めてできるようになってきてます。これは集中して物事と一体となり作業できている最高の状態と言えるでしょう。
最後に 最高の組み合わせで理想の自分へ
このように、禁酒してのマインドフルネスはその効果を加速させるのです。しかし、この変化は小さいものなので、小さな変化を楽しみながら実践すると継続しやすくなります。
日々の小さな成長が、年月を重ねることで大きな変化に変わっていくよう長く続けましょう。
くだらないミスの連発や物覚えの悪いネガティブな自分を克服して、理想の自分を目指してください。
・物事に興味がなくなってきた。
・物をどこに置いたか忘れてしまう。
・作業をどこまでやったか思い出せない。
・人の名前を覚えられない。